
浮世絵
江戸時代に誕生した当世の流行や風俗を描いた風俗画の事を総称して「浮世絵」と言います。
当初は肉筆で描かれていましたが、木版画が登場し発展していくと江戸庶民に広く受け入れられ、後に大流行しました。
描かれるテーマは多岐にわたりましたが、中でも「美人画」「風景画」「役者絵」は特に人気があり、現代で言う雑誌やブロマイドの役割をはたしました。
葛飾北斎、喜多川歌麿、歌川広重、東洲斎写楽、歌川国芳などが有名ですが、他にも様々な絵師が活躍しています。
関岡木版画工房では現在も当時と同じ木版画のやり方で錦絵の復刻や、伝統技術の継承を行っております。